転職活動で後悔しないためにまず知っておきたいことは、転職活動は仕事を続けながら行う方が有利であるということです。
退職後の方が時間的な余裕もあり転職活動に集中出来そうですが、転職活動が長期化するほど貯金を切り崩して生活をしなければなりません。
失業給付金もありますが、給付まで2ヶ月ほどかかること、保険の切り替えによる負担増など、金銭的な焦りから目先の企業に慌てて転職をすることになりかねません。
しかし、働きながら転職先を探すのであれば、お金の心配は不要です。

次に、退職理由を明確にすることです。
退職するに至った理由というのは、すなわち自分にとってどうしても我慢出来ない事柄ということになります。
この理由が曖昧なままだと、転職先で前職と同じ不満を抱く結果になるかもしれません。
退職理由をハッキリさせることは、次の職場を選ぶ際の判断基準としてとても重要なのです。
また、どうしても避けたい条件を明確にすると共に、どうしても叶えたい条件を明確にすることも大切です。
例えば通勤時間や残業時間、給与面や仕事内容など、転職活動の軸となる条件のことです。
この軸がブレてしまうと、転職する意味も無くなってしまうので、これだけは譲れないという条件をハッキリさせておきましょう。

3つのポイントは、誰にでも出来そうなことですが、仕事をしながらの転職活動は色々な制限もあって厳しいこともあります。
まずは出来るところから、一つ一つ取り組むことが理想の転職への道と言えるでしょう。